ベトナムプロジェクト拠点・実地研修(研修期間:平成24年12月5日~13日)
太田 友美
病院事務部総務課
昨年の12月、国際連携研究戦略本部が主催したベトナムプロジェクト拠点での実地研修に参加しました。以前から海外での仕事や国外機関との業務には興味がありましたが、就業経験が浅く、大学事務の業務が十分に分かっていない私にとって、拠点事務の多岐にわたる業務内容はハードルの高いものでした。実際に研修に参加して、現地に派遣されている事務職員の中尾さんが、多種多様な業務を英語でテキパキとこなしていく様子を見て、私がこうしたレベルに至るまでには、まだまだ勉強と経験が必要だと感じました。
あっという間に過ぎた8日間でしたが、空いた時間を利用してハノイの雑踏に繰り出しては、アジア独特の熱気に触れてきました。アジアの国々にはこれまで何度か訪れたことはありますが、ベトナムは比較的治安もよく、強引な客引きやクラクションの騒音が気になることもありましたが、日本に近い感覚で生活することができました。
今回の研修を通して、拠点で業務を行うには「読み・書き・聴き・話し」のすべての英語力をバランス良く高めることと、現場で仕事をするための国内支援との連携と調整を効率よく行うためのスキルの向上が必要であると感じました。そうした能力の向上にはまだまだ時間がかかると思いますが、このときに感じた向上心が消えないよう、日々の業務に意識を持って取り組みたいと思います。最後に、年末の繁忙期に通常業務を離れ研修に参加できるようサポートしてくださった同課のみなさま及び拠点関係者のみなさまには心より感謝しております。本当にありがとうございました。
CICORNニュースレター第1号(平成25年5月号)掲載記事
http://hdl.handle.net/10069/34012
アフリカ海外教育拠点・実地研修(研修期間:平成25年2月3日~15日)
原口 剛
工学部支援課総務係
此度、平成24年度長崎大学アフリカ海外拠点実地研修に参加し、ケニア国ナイロビ拠点を中心に同国内の地区拠点や学術交流協定の候補大学等を訪問した。海外渡航が初めてなことに加えて、出発当日の天候不良により経由地の韓国で予定外のロスを強いられることとなり、不安な出だしとなったが、これまでにない新しい体験をすることができ、大変充実した研修でした。
研修期間の一番の問題は現地での言語コミュニケーションであった。ケニアの公用語は英語であるため、現地の方が話すスピードは速いうえに独特のイントネーションや表現があり、とても聴きとるのが難しく、ときどき筆談になることがもどかしかった。一方、本学工学研究科の先生方によるロボコンのワークショップでの講義では、ケニア全土から参加した大学教員や学生からの積極的な質疑に対し、相手が納得するまで説明する様子が印象的であった。こうした研修の中で多くの事を学べるよう、今後は英語能力を国情させていきたいと考えている。
なお、ナイロビでの生活は、拠点長等の現地に詳しい方と常に一緒にいたため治安には不安を感じなかったが、個別に活動する時や大統領選挙などの時期等には生活に十分な注意が必要であると感じた。そうした危機管理を備えるよう、そして渡航する教職員をサポートできるように、今回の研修での体験を活かしていきたい。
CICORNニュースレター第1号(平成25年5月号)掲載記事
http://hdl.handle.net/10069/34012