~事務スタッフのグローバル人材育成~ SD研修第二弾 ベトナム

岩本 直子
病院管理課

2013年5月、長崎大学熱帯医学研究所ベトナム拠点の事務職員実地研修に参加しました。

ベトナムのハノイにあるベトナム拠点では,長崎大学以外の方も働かれており,国籍・職種問わず,様々な方とお会いする機会が多くとても刺激的な毎日を過ごしました。

実地での研修では,デスクワークだけでなく,ハノイから車で1時間半ほどに位置する,ナムディン省という町の小児病院にフィールド研修にいかせていただきました。そこで,病院の会議に参加し,院内の見学をしてベトナムの病院の現状を知りました。普段は本学の病院で働いている私にとって,本学の病院との施設面などの違いに驚きました。また,今回参加した病院の会議では英語が使用されていました。拠点では,関係機関とのやり取りは英語でおこなわれているため,会話や読み書きなどの英語のスキルが必要だと感じました。今後,業務を行う上でも英語を使用する場面は増えると思うので,業務の幅を広げるためにも英語のスキルを身に着けたいと思いました。

ハノイに滞在して感じたことは,現地の方は優しくて,困っている時は声をかけてくれたり,ローカルフードは野菜がたっぷり使用してあるため,ヘルシーで美味しく,生活を行う上で困ったことはほとんどありませんでした。また,天候は曇りの日が多く蒸し暑いですが,雨が降った後などは気温が下がり涼しくなるため比較的過ごしやすかったです。

今回の研修で,拠点業務の幅広さを肌で感じ,日々の病院の業務にも通じることが沢山あると知りました。どのような業務も確認を怠らないことであったり,人と人との連携により成り立っているものばかりなので,今後,大学職員として経験を積んでいく上でも,とても勉強になりました。また,拠点に関わらず,病院でも様々な方とお会いする機会が多いため,相手の話がより理解できるよう普段から自分が興味あることだけでなく,様々な情報に目や耳を傾け,情報収集を行うよう努めたいと思います。

CICORNニュースレター第2号(平成25年8月号)掲載記事
http://hdl.handle.net/10069/34013