2019年10月11日(金)、ジャック・ロシャール教授(ICRP(国際放射線防護委員会)副委員長、長崎大学災害被ばく医療科学共同専攻教授)を講師として、第2回グローバル連携セミナー「チェルノブイリと福島 被災地住民との『ダイアログ』」が実施されました。これは原爆後障害医療研究所を中心に本学が継続している福島復興支援を学内でもっと知ってもらいたいとの期待から文教キャンパスで開催されたものです。
講演は英語で行われ、本学の3学部5研究科2施設から21名が参加しました。
ロシャール教授は、チェルノブイリと福島の原子力発電所事故において、避難区域の住民との対話を多数回重ねていくなかで、信頼関係を築き、住民自らが参加し、自信をとり戻していくことこそが復興において大きな意味をもつと知ったと語り、人々『のために』働くことではなく、人々『とともに』働くことが重要であることが強調されました。
講演の様子
質疑応答の様子