世界17か国から参加した17名のJICA研修員に長崎市内の観光ガイドを行うため、長崎大学やってみゅーでスクを通して、6名の学生ボランティアが集まりました。
2月21日(金)、学生が考案した3コースを英語でプレゼンテーションし、各コースの魅力を研修員にアピールしました。
JICA研修員は初めての来日であることや、橋梁・インフラの専門家であることを踏まえ、観光名所だけではなく、長崎市内のインフラを楽しんでもらえるコースが紹介されていました。
2月22日(土)午後、3コースに分かれて出発し、学生ガイドと共に、長崎市内を観光しました。
市電を使いながら4~5時間市内を歩き回り、あるコースでは、グラバー園や大浦天主堂、眼鏡橋、出島表門橋を訪問しました。
ガイドの学生(工学部)は入念な準備をしていて、専門分野の知見を活かし、建物や橋の歴史や構造について、英語で説明を行いました。他のコースでは諏訪神社で日本の宗教文化について触れたり、旧香港上海銀行や新地中華街で中国との交流を紹介しました。
JICA研修員からは「大変興味深く、楽しいガイドをしてもらった。学生が頑張ってくれて、本当に嬉しい」、「初めて日本に来たが、長崎はとても美しい街だと思った」、「学生と交流できたことが、なによりよかった。市内の様子や動き方を知ることができたので、気になった場所に、自分でもまた訪れたい」との感想がありました。