山東大学学長フォーラムに河野学長が出席しました

令和3年10月9日(土)にオンラインで開催された山東大学学長フォーラムに河野学長が出席しました。

これは、中国の山東大学の創立120周年を記念して、山東大学と韓国のCHEY Institute of Advanced Studiesが協定校の学長らを招待して開催したものです。

「ポストコロナの劇的な変化の時代における東アジアの大学間交流や協力の強化」をテーマに、中国、韓国、ロシア及び日本の9大学の学長らが意見交換を行いました。

河野学長は基調講演で”Education and Research for Planetary Health”と題し、プラネタリーヘルスへの長崎大学の挑戦の取り組みとして、熱帯医学・感染症研究分野における人材育成や研究施設の充実、山東大学や韓国の成均館大学校との大学間連携によるインフラストラクチャーを支える人材育成等の国内外機関との連携の実績を紹介しました。

地域に貢献する大学に関する意見交換では、河野学長は、産学官連携協定の締結、海洋エネルギー開発や海洋環境保全、海洋生物資源の持続的利用促進のための融合研究プラットフォーム構築を紹介し、地域や大学の強みを生かした連携により地球規模課題に取り組んでいくことを述べました。

最後に、各大学の持つ強みとこれまでの連携経験を活用し、科学技術や文化等様々な専門分野における人材育成や研究推進を目的として連携を強化していくことが確認されました。

オンラインフォーラムの様子
本学からの出席の様子