本学出身のナイジェリアの大学教授をNUGANアンバサダーとして任命

2024年10月9日、長崎大学医歯薬学総合研究科で学位を取得し熱帯医学研究所に勤務した後、母国ナイジェリアのAhmadu Bello大学の教授/研究科長となったMohammed Nasir Shuaibu氏に対し、同窓会組織であるNUGAN(Nagasaki University Global Alumni Network)における「アンバサダー」の任命式が行われました。

同氏は在学中に、長崎大学で初となる留学生による互助活動コミュニティ「長崎大学留学生協会(NUFSA)」を設立し、留学生の生活向上に熱心に取り組むとともに、留学生と日本人学生がサッカーを通して友情を育む「土曜サッカークラブ」を創設しました。これらの活動は彼が日本を離れた後も留学生を支える場となっています。

近年では、アフリカにおける同窓会(NUGAN)支部の設立に尽力し、2024年2月には、ナイジェリアだけでなく、ケニア・コンゴ民主共和国・ザンビア等の同窓生とともに、 NUGANアフリカ支部(大陸広域)を立ち上げ、同窓生ネットワークの拡大・充実にも大きく貢献しています。
 ※さらなる詳細は下記リンク先をご覧ください。
  http://global.nagasaki-u.ac.jp/nugan/professor-mohammed-nasir-shuaibu/

同氏が主導してきた、Ahmadu Bello大学と長崎大学の交流は、2019年に学術交流協定として結実し、全学レベルでの交流に発展しつつあります。同日には、協定更新の調印式が行われ、アフマド・ベロ大学のKabiru Bala学長と本学の永安武学長により、5年間の更新協定への署名が行われました。