【海外拠点】チェルノブイリ・プロジェクト拠点

チェルノブイリ・プロジェクト拠点

所在地
ベラルーシ共和国ミンスク市(ベラルーシ卒後教育医学アカデミー内)
設置年
2008年8月
担当部局
原爆後障害医療研究所

主な活動内容

長崎大学は原爆後障害医療研究所(原研)を中心に1990年代よりチェルノブイリ原発事故の健康影響の研究および住民の医療保健状況の改善に積極的に取り組んできました。
その中で活発に行われていた現地教育・研究機関との交流・共同研究をより充実したものにするために、2008年8月、チェルノブイリ原発の最大の被災国であるベラルーシ共和国の首都ミンスクのベラルーシ卒後教育医学アカデミー内に在ベラルーシ教育研究拠点を開設しました。
ベラルーシに限らず、ウクライナ、ロシア、カザフスタンなどの旧ソ連諸国との交流・共同研究をサポートしています。

主な活動内容は以下の通りです:
○ 現地教育・研究機関との共同研究のコーディネート
○ 長崎大学医学部からの短期学生派遣(リサーチセミナー)
○ 現地研究者の日本への招聘(各種学会、研修、原研客員教授)
○ 長崎大学研究者の訪問時のコーディネート
○ 遠隔講義の調整・催行

さらに2017年に採択された世界展開力強化事業「日露大学連携による災害・被ばく医療科学分野におけるリーダー育成事業」について、ロシアおよびベラルーシの提携校との調整作業も行っています。
この事業の一環として、チェルノブイリ被災エリアにゴメリ=長崎共同実習教育センターも2018年10月に創設されました。

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