3月19日(木)、本学文教キャンパスの葉国璽交流会館にて、国際セミナー「Nagasaki and Semey: Radiation Risk Perception in Populations Affected by Atomic Bombing after Several Decades」を開催しました。
セミナーでは、長崎大学大学院医歯薬学総合研究科博士課程修了生で、現在はスペイン バルセロナ国際保健研究所医学研究員のDr. Altay Myssayev氏を講師に迎え、核兵器の影響を受けた二つの地域―1945年に原爆投下を経験した長崎と、旧ソ連による核実験が繰り返されたカザフスタン・セメイ―を対象に行った最新の調査結果が紹介されました。
2025年末~2026年初頭に実施された2,394名への大規模アンケート調査をもとに、放射線リスク認知指数(RRPI)を用いた分析結果が報告され、長崎・セメイのいずれの地域でも、歴史的背景を反映した放射線への不安が現在まで続いていること、特にセメイでは遺伝的影響や健康被害への懸念がより強いことが示されました。また、年齢層や情報源の違いによってリスク認知に差が生じることも解説されるとともに、科学的知見と住民の認識との間に生じるギャップを知る貴重な機会となりました。
交流会では、教職員と学生、また外部からの聴講者が和やかに交流を深めました。
本イベントは、NUGAN(長崎大学グローバルアルムナイネットワーク)、グローバルリスク研究センターの連携で行われ、なお、今回の招聘はアルムナイネットワーク国際共同研究支援プログラムの助成により実施されたものです。
![]() Dr. Altay Myssayev氏 | ![]() 共同研究者のYesbol Sartayev助教 |
![]() 聴講の様子 | ![]() セミナー後の交流会 |
![]() 集合写真 |




