NUGANベトナム支部

 長崎大学では、1980年代より、NIHE(ベトナム国立衛生疫学研究所)をはじめとした現地の研究機関と協力関係を築いており、多くのベトナム人研究者が長崎大学で博士などの学位を取得しています。2005年にはNIHE内に長崎大学の常駐型研究拠点が設置され、活発な国際共同研究が実施されています。
 NUGANベトナム支部は、長崎大学で学位を取得後、現在はNIHEに所属し、長崎大学との共同研究に従事しているDr. Tran Thi Nguyen Hoaを中心に、ちょうど外交関係樹立50周年を迎える2023年に結成されました。
 同年9月には、設立を記念するレセプションがハノイにて開催され、NIHEの前所長Dang Duc Anh教授ら来賓の出席のもと、Bach Mai病院のDo Duy Cuong准教授ら36名の同窓生が参加し、旧交を温めました。

 2025年7月28日、永安学長をはじめとする長崎大学の代表団がハノイを訪問し、NUGAN(Nagasaki University Global Alumni Network)ハノイ交流会を開催しました。
本交流会には、医歯薬学総合研究科、熱帯医学研究所、教育学部などを卒業し、ベトナム国内の研究機関・医療機関・企業等で活躍する同窓生が多数参加しました。
 永安学長からは、長崎大学を選んでくれたことへの感謝とともに、今後も同窓生同士のつながりを深め、ベトナムと日本、そして長崎大学を結ぶ架け橋となってくれることへの期待が語られました。
 世代や分野を超えた交流を通して、NUGANのネットワークの強さと可能性が改めて感じられる、意義深い一夜となりました。

2025年7月31日、ホーチミンにてNUGAN(Nagasaki University Global Alumni Network)交流会が開催され、長崎大学からは永安学長らが参加しました。
この日は、長崎大学で学び、現在はホーチミン市内および近郊の大学・研究所・企業などで活躍する多彩な卒業生が一堂に会しました。同窓生からは、長崎での学生生活の思い出や、現在の仕事や研究の話題が交わされ、会場は活気と懐かしさに満ちていました。
永安学長からは、こうした再会の場が、同窓生と大学とのつながりをより深めるだけでなく、両国の関係性の強化にもつながるとの期待が示されました。
ベトナムにおける長崎大学同窓生の広がりと活躍を実感できる、心温まるひとときとなりました。