4月15日(火)、長崎大学文教キャンパスの葉国璽交流会館において、タイの旧正月を祝う伝統行事「ソンクラーン」の体験イベントが開催されました。
「ソンクラーン」とは、タイの旧正月の時期に、仏像に水をかけたり、家族や友人などの参加者同士で水をかけ合ったりすることで互いに幸福を祈る伝統行事です。この文化は、ミャンマーでも共通して見られます。
本イベントは、本学同窓会組織(NUGAN:Nagasaki University Global Alumni Network)タイ支部代表であり、現地ナレースワン大学の教員(長崎大学の卒業生)でもあるキティサック・タウナショム氏を中心に、タイおよびミャンマー出身の留学生をはじめとする関係者の協力のもと企画されました。
当日は、仏像に水をかけて無病息災や幸福を祈ったほか、グリーンカレーやココナッツゼリーなどのタイ料理やミャンマーのお菓子が提供され、参加した約70名の学生・教職員が異文化交流を深める機会となりました。
また、3月28日にミャンマー中部で発生した大地震を受け、会場入口には被災地支援のための募金箱を設置し、参加者に協力を呼びかけました。集まった募金30,000円は、日本赤十字社を通じて「2025年ミャンマー地震救援金」として寄付いたしました。


