【NUGAN】長崎大学グローバルアルムナイネットワーク (NUGAN)カザフスタン支部設立式・NUGANアンバサダー任命式を開催

2026年9月26日(土)、カザフスタン・アスタナにおいて、長崎大学グローバルアルムナイネットワーク(NUGAN)カザフスタン支部設立式及びNUGANアンバサダー任命式を執り行いました。

式典には、アスタナのみならず、アルマティやセメイからもカザフスタンの本学同窓生が集まり、本学からは安武理事(学生・国際担当)、中島原爆後障害医療研究所長、岩下グローバルリスク研究センター長、グローバルリスク研究センターのサルターエフ助教、グローバル機構森保助教、原爆後障害医療研究所高橋戦略職員(ロシア語通訳)、そしてNASHIM(長崎・ヒバクシャ医療国際協力会)からは尾﨑理事(長崎大学病院長)と福田書記(長崎県職員)が出席し、カザフスタンにおける新たなネットワークの発足を祝いました。

また、NUGANアンバサダーに元長崎大学原爆後障害医療研究所研究員のアイヌル・アキルジャノヴァ教授(現ナザルバーエフ大学ライフサイエンスセンター長)が任命されました。今後、同氏を中心にカザフスタン各地で活躍するアルムナイ同士のつながりが深まるとともに、本学との継続的な交流がさらに活発になることが期待されます。

この式典に合わせ、本学の協定校であるナザルバーエフ大学及びセメイ医科大学を表敬訪問しました。これまでの交流をさらに発展させるとともに、新たな分野での連携の可能性についても意見を交わしました。また、今年6月に本学を訪問したKazGASA(カザフスタン建築土木工学大学)を表敬訪問し、今後の大学間交流の可能性について意見交換を行いました。

今回、NASHIMの代表が同行したことにより、セメイではアバイ州医師会関係者との会談の機会が得られました。アバイ州医師会関係者とともにセミパラチンスク核実験場閉鎖を記念し核実験被害者を追悼するモニュメントを訪れ、献花を行いました。長崎大学とカザフスタンは、放射線被ばくとその健康影響に向き合ってきた歴史を通じても長い交流を重ねており、現地を実際に訪れることで、そのつながりの重みを改めて感じました。

訪問中は、大学や関係機関との交流だけでなく、カザフスタンの自然や人々の日常に触れられたことも大変印象に残りました。都市を離れるとどこまでも続く壮大なステップ草原が広がり、中央アジアならではの雄大な風景を実感することができました。セメイでは、市内を流れるイルティシュ川と、その向こうに沈む夕日の美しさが特に印象的でした。一方で、行く先々で温かく迎えてくださる方々との交流からは、遊牧文化の中で培われてきたともいわれる、客人を大切にするカザフスタンのおもてなしの文化を身近に感じました。

また、街を歩くと、家族連れや多くの子どもたちの姿が目に入り、街全体に若々しく生き生きとした雰囲気が感じられました。今回再会した長崎大学のアルムナイの皆さんも、それぞれの地域や大学、研究機関で活躍しながら、私たちを非常に温かく迎えてくださいました。こうした風景や人々との出会いを通じて、大学間の協定や研究交流だけではなく、人と人とのつながりこそが長崎大学とカザフスタンとの関係を支えていることを実感しました。

本カザフスタン訪問では、NUGANカザフスタン支部の設立をはじめ、現地で活躍するアルムナイとの交流や協定校及び関係機関との意見交換を通じ、長崎大学とカザフスタンとの長年にわたるつながりを改めて確認するとともに、今後の連携をさらに発展させるための重要な一歩となりました。